3回にわたって取り上げてきた「SNSくらいやるのが当たり前?」ですが、今回で一応結論らしきもの?を述べます。
使い分けを意識しよう
これまでSNSからWebサイトまで、それらの特徴について一通り触れました。
話の結びとしては、それらの特徴を踏まえて自分がしたいことに相応しい方法を選択しよう、つまり使い分けをしましょうということが現段階での結論です。
ある意味平凡な結論で拍子抜けされた方もいらっしゃるかも知れません。
しかし、個人、法人を問わず運用の現場を見ているとといった使用しているメディア(手段)の特徴があまりかえりみられず、SNSにしろWebサイトにしろ特徴が活かされないままに運用されているパターンが、思ったよりも目に付くのです。これはもちろん個人的な見解ですがこの状態は昔からその傾向があったと思いますが、2023年の今でも大きく状況は変わっていない気がします。
もちろん、適材適所で大変うまく運用していて感心させられるケースも多数ありますし、そういう事例も年々増えてきていると思いますので一概には言い切れませんが...
どんな運用をしようと運用者の勝手でしょ、と言われればそれまでのことですが、せっかくならば特徴を意識してうまく利用して手間やコストを結果に結びつけていただきたいと思います。その時もしこの文章の一部でもお役に立てば嬉しく思います。
実際には
今回の一連の記事の中では、まず読者の皆様に大雑把な枠組みを捉えていただきたいと考えて細かな部分にはあまり触れないできました。
今日というよりはインターネットが発展し始めてからこのかた、便利なあるいは効果がありそうに見えるツールは次から次へと休むことなく生まれています。(消えていく勢いもまたすごいものです。)
Webサイトにしてもブログのような形態はどう位置付けるべきかCMS(コンテンツマネジメントシステム)等を利用して素早い速さで情報発信ができるのではないか、SEOによる効果の増大はいかに実現すべきかといったような話題もつきません。事実制作や運用の現場では基本的な枠組みは枠組みとしてそれらの今日的な課題も組み込んで構築していくことは当たり前のことになっています。
SNSについても新しいサービスの登場や流行り廃りによるユーザーの動向の変化など、実際にアカウントを運用する場合にはいろいろなことに目配せしつつ即時に対応する必要があります。アカウントを開設すれば人が集まる時代は終わり、的確な運用のためにはそれなりのマンパワーやスキルが必要なことは言うまでもありません。
これらを全部一人でこなすのは、なかなか骨の折れる作業です。
ですので、もし可能ならば仲間同士でも良いですしあるいはWebの運用を手がけている会社のサービスという形でも構いませんのでチームを作って取り組む方が結果的には近道になるかも知れません。
さて、どんどん変わっていくインターネットの世界ですがここのところしばらく経験則的にうまくいっていることがありますので一つ紹介させていただきます。
「SNSで告知を打つ際にはあらかじめWebサイトに記事を表示しておいてできる限りその記事へのリンクを載せること」
何らかの形でご自身のWebサイトあるいはブログ等を持っていることが前提条件となりますが、SNSの記事にはできるだけご自身のWebサイトへのリンクを入れること、つまりWebサイトをハブにしてSNSで告知を打つということです。
これはただSNSに記事を上げるより効果があることが多いと以前から言われていましたが、現在でも有効なことが多いようです。
参考にしてみてください。