SEO対策(その1- SEO対策は2つに分けられる)

今回から少し趣向を変えて、「SEO対策」について触れてみたいと思います。

「SEO対策(その1)」イメージ画像

「SEO対策」という言葉は使う人のでイメージがそれぞれ異なる⁉

仕事柄「SEO対策」という言葉はよく聞きます。また、「今一番効果のあるSEO対策って何ですか?」と単刀直入に聞かれることも時々あります。Webサイトへのかかわり方や関心の度合いの違いはあっても、必ずと言って良いほどよく出てくる単語の一つが、「SEO対策」という単語かなという印象があります。

しかもこの言葉が一般的になってからずいぶん経つような気がするのですが、いまだにテクニカルタームとして現役だと思います。裏返していえば「これだ!」と大多数の人々を納得させるような「答」はまだない、とも言えるのかもしれません。

そんなこともあってか、この言葉は人それぞれで指し示す内容やイメージが意外と異なっていることが多いようです。実際私自身も話をする時には必ず相手の方に内容やイメージを確かめるシーンがよくあります。

「SEO対策」とは

細かいことは検索していただいて他の方の優れた解説を読んでいただければと思いますが、そもそも「SEO」とは「Search Engine Optimization」の略称であり日本語に訳すと「検索エンジン最適化」ということになろうかと思います。「検索エンジンに最適化する」という言葉は取りようによってはいろいろと考えさせられる言葉ですが、ぶっちゃけて言うと「グーグルやヤフーで自分のホームページがバンバン出てくるようになる方策」という意味合いで使われることが多い気がします。余談ですが、この表現はあるお客さんから言われた言葉で「なるほどなあ」と強く印象に残った言葉です。

SEO対策は大きく2つに分けられる

人によって内容やイメージが異なるということについては、まずSEO対策が大きく2つに分けられるのですがそのことはあまり周知されていない、と言うことが原因の1つとしてあげられるかな、と思います。

 

「インナーSEO」と「アウターSEO」、この2つです。

「インナーSEO」とは、ものすごく簡略化して言うとWebサイトのプログラム(厳密にはコード)がグーグルやヤフーといった検索エンジンに理解してもらいやすいように記述すると言うことです。検索エンジンにとって理解しやすいWebサイトは検索エンジンの表示の上位に出てきやすくなるため、これを狙って施すものが「インナーSEO」と言えるでしょう。

ちなみにプログラム...一番イメージしやすいのはHTMLでしょう...は一般的に想像される以上に柔軟性があるため、かなり色々な記述の仕方をしても支障なく表示がされることが多いです。これはとっつきやすいプログラム言語であるというプラスの側面をもたらしますが、同時に色々な記述の仕方ができてしまうことにもなり、その幅の広さゆえに検索エンジンにとっては理解しずらいWebサイトが存在する素地の1つになってしまうという現象が起きてきます。

 

「アウターSEO」とは、これもものすごく簡略化して言うと他のWebサイトからリンクしてもらう、と言うことです。「他のWebサイトからリンクが多いWebサイトは有用なWebサイトだから検索結果ページの上位に出そう」とグーグルやヤフーといった検索エンジンが考えるためこれも基本的かつ重要な要素になります。

 

次回に続きます。