SNSくらいやるのは当たり前?(その1)

今回は少し趣向を変えてSNSについての話題です。

SNSとは、Social Networking Serviceの頭文字を取った略称で、代表的なものとしてフェイスブック、インスタグラムそしてツイッターが挙げられます。実際に使っている方もたくさんいらっしゃるでしょう。

 

20230628 SNSイメージ1

 

日本でSNSが認知され始めたきっかけは何といってもミクシィのサービス(最初は招待制でしたので特別感、ありましたね)の開始によるものが大きかったと思います。

その後はご存じの通り様々なサービスが生まれてきて、今は使用者の趣向に合わせたSNSが花盛りといったところでしょうか。

SNSの爆発的な普及

スマートフォンが普及する前からSNSは存在していましたので、スマートフォンの普及がSNSの爆発的な普及の原動力のすべてとは言えませんが、しかし大きな後押しとなったことに異論は少ないでしょう。

自分が発信することのできる手段を持つという観点からすると、ホームページを持つことに比べてスマートフォン上の簡単な操作や手続きで発信手段を持つことができるSNSは手軽かつ魅力的です。

あっという間にたくさんの人が「オウンドメディア」(自己所有の発信手段)としてSNSを利用し始め、爆発的に普及しました。

もちろん、発信だけではなく広いコミュニティあるいは限定されたコミュニティでの他の人々とのコミュニケーションを欠かさない、日々これ抜きの生活は考えられないくらいのヘビーユーザーがたくさん見られるのが現代の特徴のような気がします。

ホームページとSNSの違い

SNSからインターネットを頻繁に利用するようになった方とお話していると、時々「ホームページとSNSの違いが判りずらい」というお話を耳にすることがあります。私自身がSNSがなかった時代からこういう仕事にかかわってきた人間ですので正直言ってはじめはおっしゃる意味がうまくとらえられなかったのですが、よくよく聞いてみると「SNSもホームページも、どちらも情報を発信できるのだから情報発信のツールとしては同じようなものではないのか」ということでした。ホームページしかなかった時代からすれば現在はSNS一つを取ってみてもさまざまな選択肢が存在しているわけですから、なるほどそういう感覚を持って当たり前だなあ、としばらくしてから合点が行きました。

ホームページもSNSも、情報発信という点では1つのツールにしか過ぎず優劣はありません。「SNSもホームページもあまり変わりがないんじゃないか」という感覚は、インターネットが人々の生活レベルのインフラとして定着し始めた象徴なのかもしれないむしろ感心しました。

優劣はありませんが特性に違いはあります。次回は特性について触れます。