テラス社ブログのご紹介

私たちのホームページをご訪問いただき、ありがとうございます。

 

私は代表の滝口拓実と申します。テラス社(屋号)は制作の佐々木伸也と私の、2人のWebデザイナーで運営している小さな組織です。よろしくお願いします。

このブログでは、WebやSNSなど、今や個人規模の活動であってもほぼ必須になった「インターネット」での活動やそれらにまつわる事柄について発信していきたいと考えています。

先ほど述べたとおり、私たちは個人のWebデザイナーの寄り合い所帯として現在活動をしています。

来歴としてはもともと企業の社員としてマーケティング部門と連動して自社のWebサイトやECサイトの運用そしてリスティング等インターネット広告の運用を行ってきました。Web運用に付随するお客様対応や出荷等のバックヤード業務、Webサイトリニューアルの外注管理等も行ってきました。

 

また、広告代理店の一員としてWeb制作やインターネット広告、クラウドを用いたWeb解析やレポートの作成などで外側から企業のインターネット上の広告活動を支援する経験を積みました。

 

少し違った方向性としてはそもそもパソコンが「仕事」の現場に大々的に導入されたのは歴史的にはDTP(Desk Top Publishing)が有名ですが、そのDTPすなわち雑誌や広告ポスター等の紙媒体(印刷)の仕事の経験も私たちは持ち合わせています。

少し長いスパンで見てみるとメディアの中心が本や雑誌であった時代から現在のWeb・SNS等、インターネットが主役になる時代まで、オンタイムで私たちは経験してきました。振り返ればメディアそのものが大きく変遷し、その時々で技術的なトレンドが大量に出てきては消え去っていった流れは莫大なものだったように感じます。そしてその流れは今日も続いていますね。

いろいろなものやことを振り返ればその集積は莫大なものだったと言えるかもしれません。しかし見方を変えればこの20年くらいの私たちの得たものはシンプルだったとも言えます。これはすなわち「売り上げに貢献する施策を見つけ出し実行して結果に結びつける」方法、です。

売り上げを上げるための戦略の立案がマーケティングであるとすれば、それを実現するための戦術の一端がメディアということになるでしょう。そのメディアの選択肢として、昔は印刷物やポスターといった紙媒体が有効な場面が多かったためこれらが大部分を占めていたということになります。現在についてはご存じのようにインターネットすなわちオンライン上のメディア(WebやSNS等)が主流を占める勢いとなっています。(それではメディアの選択はオンラインメディア一択なのかというと、ことはそう単純ではありません。このことについてはまた稿を変えて触れたいと思います。)

戦術の部分の選択肢は状況によって変化するものであり、選択肢に課する情報に網をめぐらして知見を広げておくことは重要です。しかし、それだけでは充分でなく中期以上のスパンで見るとむしろ戦略に対して適時検討してブラッシュアップしていくことがもっとも重要だと思います。もちろん戦略の中ではオンラインメディアだけではなく、オフラインメディア例えば印刷物の活用も選択肢の中に入ってくるでしょう。

トレンドの変遷が相当に早い業界の一つであるWebの業界に身を置いているものとしては、どうしても目の前の技術やトピックスを消化することに追われて目はそちらに行ってしまいます。しかし、若干の反省も込めて振り返ってみると先に述べたような「戦略」の部分がどうしても後回しになってしまう現実があり、そのことが戦術の部分に労力やコストをかけた割に結果と結びつきずらい部分と直結しているのでないかと感じます。

このブログでは、そんな私たちの体験からくるフィードバックを中心によしなしごとを綴っていきたいと思います。皆様のお役立つようであれば幸いです。